書籍「権利としての平和」の出版
- 笹本潤
- 6月27日
- 読了時間: 1分

この度、国際書院から「権利としての平和ー安全保障分野における平和権の意義」を出版しました。
この本は、私の博士論文を土台にして、国連人権理事会での平和権国連宣言の議論を分析し、安全保障論の視点からその意義を考察するという内容です。平和を構築する法の体系をどう考えるかという点でも役に立つと思います。
2024年には、青法協の人権研究交流集会で、平和権を具体化する宣言「東京宣言」が作成されました。
戦争や軍事的緊張が高まる世界とアジアにおいて、国際法と法の復権を目指して、
市民の立場から国家による安全保障を作りかえていくきっかけになればと思います。
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